眼科へ転職したい看護師に贈る 眼科がどれだけ大変かを語った体験談9選

眼科の看護師って楽なんじゃないの?
そんな風に思ったことはありませんか?

それ、マチガイです。
私は実際眼科で働いていましたが、むちゃくちゃ大変でした。

では、どんなふうに大変か、眼科で働く看護師の実情を見ていきましょう。

勉強が大変

勉強しないと厳しい職場

T.Iさん(30女性)
勤務先:眼科

私は、内科を3年経験したあと、眼科へ転職して3か月になります。
子どもの手が離れたので、経験を増やそうと思いました。

でも、続けられるか不安な日々を送るようになりました。

眼科での業務のイメージは、患者さんの呼び込みでした。
実際はそれだけではありませんでした。
他の科でも共通する点滴や採血などを基本にして、眼圧測定、眼底検査など、検査の種類もたくさんありました。
たまに、網膜剥離やレーシックなど、オペの準備をすることもあります。
本当に覚えることが山積みです。

慣れてないとはいえ、矯正視力検査でもモタモタしてしまいます。

先輩にも、「そろそろ検査の種類くらいは覚えてほしいわ…」と言われてしまい、
泣きそうな毎日です。

眼科で仕事ができるようになれば、経験は増えると思います。
でも、思い通りに仕事ができず、続けられるか不安な毎日を送っています。

ope看を続けたかったけど…

A.Dさん(32女性)
当時の勤務先:眼科

私は、12年の病棟経験のあと、眼科へ転職した看護師です。
眼科では、ope看になると重宝されると聞いたためです。

残念ながら、半年で転職してしまいました。
その眼科は、わたしにとってレベルが高すぎたからです。
眼科のトップレベルの看護師が集まっていたので、切磋琢磨できる環境でした。
はじめは、勉強にも熱が入り、一生懸命ついていこうと寝ても覚めても勉強に明け暮れました。
病院に居残りをしているときには、先輩も勉強に付き合ってくれていました。

学べる事例も興味深かったです。
小児の角膜に鉄粉が刺さってしまっていた事例では、患者さんの視力を落とさずに回復させていました。
眼球熱傷の事例も見ましたし、救急で患者を受け入れていたので、とても勉強になりました。

でも、時間が経つにつれて、勉強が追い付かなくなっていき、目標を見失ってしまいました。
ope看になると、重宝はされます。
でも、レベルが高すぎてついていけませんでした。

人間関係が大変

仕事をさせてもらえない

O.Rさん(27年目女性)
勤務先:眼科

私は、病棟を5年経験したあと、眼科へ転職しました。
検査が多くて、技術が付くかと思ったからです。

でも、辞めようか悩んでいます。
先輩に辞めることを迫られているからです。

最初の5日間は指導をしてもらえましたが、それ以降は放置されました。
頑張ってなんとか視力検査や眼底検査の介助、診察の介助に着けるようになりました。
しかし、遠近両用眼鏡あわせが来ると、先輩に「あなたにはまだ早い」と、仕事を取り上げられます。

医師には「そろそろメガネ合わせもできるんじゃないの?」と言ってもらえていますが、先輩は仕事を取られるのが嫌なのか、私にカンタンな仕事しか回してくれません。

自分なりに勉強をしていても、仕事を任せてもらえないと業務が覚わらないので、正直つらいです。
検査が多いので、技術はつきました。
でも、先輩に退職を迫られていて仕事も任せてもらえないので、辞めたい気持ちでいっぱいです。

別の眼科に転職しようか迷っています。

眼科の仕事がしたいのに

N.Tさん(30女性)
勤務先:眼科クリニック

私は、病棟を5年経験しました。
その後、スキルアップをしたかったので、眼科クリニックへ転職しました。

いざ入職してみたら、採血や点滴しかやらせてもらえない状態なので、辞めたいと思いはじめています。

うちのクリニックは特殊な機械が6台と、眼圧や視力検査器械もあります。
看護師が検査からメガネやコンタクトまですべてやります。

でも、私は採血や点滴しかやらせてもらっていません。

仕事の中でも特に、矯正視力検査にはみんな苦労するらしく、「ある程度慣れたらね。」と言われましたが、入職から1年たった今も、カンタンな検査すら教えてもらっていません。

一人で黙々と採血や点滴などをこなす毎日。
まあ、採血や点滴に関しては、慣れている業務なので問題ないです。

矯正視力検査やほかの検査ができるようになれば、スキルアップできる職場だと思います。
でも、検査の仕事をいまだに教えてもらえないので、先輩に嫌われているのではないかと不安になっています。
もうすぐ、中途採用の看護師が入るみたいなので、私にチャンスが回ってくるといいのですが。

それでも仕事内容が変わらなかったら、転職しようと思っています。

検査が大変

やっちゃった話。

N.Bさん(35女性)
勤務先:眼科

私は、病棟を3年経験したあと、引っ越しにより皮膚科、整形と転職を重ね、今度は眼科のある病院へ転職しました。
できるだけラクな環境で働きたかったので、薬の処方メインと聞いた病院へ入職しました。

でも、入職を後悔しています。
検査しかさせてもらえていません。

薬の処方どころか、看護すらできなかったのです。

転職を失敗したと思いましたが、後の祭りで。
本当に薬の処方メインなんて病院はありませんね。
私が転職した病院すべてそうでした。これで5件目。

引っ越すたびに引っかかってしまって、情けない限りですが。

転職した病院には、視能訓練士がおらず、入職初日から先輩に検査のことを叩き込まれました。
たくさん機械や検査があって、はじめは混乱してました。
検査のやり方も実践を通して覚えました。忙しい先輩を呼び止めながら、必死でメモを取って。

数少ない点滴や採血でさえ先輩に仕事を取られて、自分は検査ばかりでした。
だから、この頃針をさせるのか不安になりつつあります。
看護スキルが落ちているかもしれないと思うと、メンタルが持ちません。

転職するなら、休みが取れるかどうかより、看護師の業務内容を明確に聞くべきだったと後悔しています。

検査嫌いにはイヤな職場

I.Kさん(34女性)
当時の勤務先:眼科

私は、病棟を10年経験したあと、眼科へ異動しました。
新しい技術を身に着けたいと思っていたからです。

でも、転職しました。

検査ばかりでやりがいを感じられなかったからです。

まず、患部を直接目で見ることができないので、治っていく過程がデータでしかわかりませんでした。
だから、「私が治している」という実感が正直持てなかったです。

それに、自分は検査が好きではないので、やたらと種類が多くて細かすぎる検査に嫌気がさしました。
特に、矯正視力検査は難しかったです。
疾患によって度数が違うし、個人差があるので、数をこなさないとコツがつかめない。

やっと矯正視力検査ができるようになったら、今度はメガネ合わせ。
視力検査とかは毎日のようにやりましたね。
しかも、こだわりが強すぎる患者さんが年配の方に多かったです。
命には直接関係ないけど、命より大事だと思ってるみたいでした。
そんなこんなで、相手をするのが疲れました。

眼科では、新しい技術を身に付けることはできました。
検査の種類も多いし、いろいろな疾患の患者さんも看れる。そういう職場だと思います。
でも、検査が好きじゃないので、苦痛でした。とっても。

むちゃくちゃ大変なこと

Y.Yさん(4年目女性)
勤務先:眼科クリニック

私は、病棟を3年経験したあと、眼科クリニックへ勤めています。
慣れると面白いと先輩から聞いたので、やってみたいと思いました。

視力検査がむちゃくちゃ大変だったので、転職を後悔しました。

眼科は忙しいので、指導してもらえる余裕がありませんでした。
機械も検査も全く分からなかったので、覚えるまで時間がかかって骨が折れました。

視力検査の方法やCLの取り扱いは、教科書を見てもあまり載っていないです。
だから、メニコンの研修センターへ行ったり、眼科コメディカル講習に参加して学びました。
眼科の勉強がこんなに大変だとは思いもしなかったです。

結局、勉強疲れでへとへとになってしまいました。

眼科は、慣れると面白いと思います。
検査の連続なので、時間が過ぎるのがすごく早いし、白内障から他科の疾患とのつながりまで学べます。

でも、視力検査がむちゃくちゃ大変なので、転職を後悔しています。
眼科でやっていけるのか、この先不安でいっぱいです。

時期を見計らって、また転職をしようと思っています。

大変だけど、頑張る先輩

必死で覚えて…

T.Rさん(35女性)
勤務先:眼科

私は、病棟を12年経験したあと、復職で眼科へ来ました。
眼科はラクなイメージがあったので、正直ちょろいと思っていました。
でも、常に勉強しないとついていけず、何回か辞めたくなることがありました。

一番大変だったのは、視力矯正です。
この技術、学校では教えてくれないじゃないですか。
実践でやるしかないので、もう泣きそうでした。

先輩に聞きまくりながらなんとかこなしていましたが、毎日辞めようかと悩んでいました。
わからなかったところはあとでカルテを出して先輩に聞きましたし、先輩たちが矯正をしたカルテをみて勉強しました。

矯正は、数をこすしかなかったです。

でも、苦しみながらも覚えてからは検査が楽しくなってきました。
視力のデータが出ると、ほっとします。
出なかった場合には、原因を考えつつ、診察の結果を聞いて勉強しました。

呼び込みだけの眼科に転職すればラクだろうとは思います。
でも、基本的に眼科は常に勉強しないとついていけない科だと思います。

スキルアップもできたし、続けていてよかったです。

検査を極めたい

O.Gさん(28女性)
勤務先:眼科

私は、5年の病棟経験のあと、眼科へ転職しました。
もともと検査が好きだったので、検査が多い眼科に行きたくて。
スキルアップのためにORTを取得したのです。

聞いていた通り、転職してから1年の間は視力検査や眼圧検査など、いろいろな検査をさせてもらえました。
白内障や内反症の患者さんも看ることができて、とても勉強になりました。

疾患を看るうちに、もっと検査を極めたいと思うようになり、「もっといろいろな検査をしたい」と先輩に相談してみたら、OMAがあれば斜弱以外の検査はできるといわれました。

OMA取得のためには、日本眼科医会の会員になっている眼科医ものとで1年以上働く必要があります。
さらに、「眼科コメディカルスクリーニング」の講義をを5回受講しなければなりませんでした。

いろいろ検査をさせてもらたのは楽しかったです。
でも、経験を積むうちに白内障や内反症だけでなく、後眼部も看たいと思うようになっていました。
当時の病院は会員の眼科医ではなかったため、転職する必要がありました。

私は、もっとスキルを高めたかったので、眼科単科の転職先を探しました。
今は転職先でOMAを取得し、充実した毎日を送っています。

まとめ

どうでしたか?
眼科、想像以上に大変だってわかってもらえましたか?

でも、技術や経験を積めば、面白い職場ですよ。
是非、眼科にチャレンジしてみてください。