出会いがないとお嘆きの看護師のみなさんこんにちは!
世話焼きなおばちゃん看護師の中島といいます。
突然ですが質問です。
彼氏欲しいですか?
つい先日一緒に呑んだ後輩がこんな風に愚痴ってました。
彼氏は欲しい!
でも恋愛したくても出会いがないんじゃしょうがないじゃん!
しょうがないから仕事するよ!酒を呑むよ!
うーんなるほど。
この愚痴に共感できる看護師って意外と多いんじゃないですか?
だって、私も今の旦那と出会って結婚するまでは、お酒と仕事に明け暮れてましたから!
そんなわけでこの記事には、「看護師が恋人を作るために必要なこと」について書いてみました。
出会いを求めている看護師のみなさんの役に立てればおばちゃんうれしいです。
看護師が嘆く「出会いがない」は本当か?
看護師のみなさんが声を揃えて「出会いがない!」と嘆きます。
つまり「看護師に出会いがない」は本当なんです。
ですが、この「出会いがない」には人それぞれ違いがあるのを知ってますか?
看護師には大きく分けて3つの「出会いがない」が存在します。
■恋愛対象となる人物が身近にいない
「女性ばかりの職場だから出会いがない」という理由です。
病院は現状まだ9割が女性の職場です。
ただ、男性看護師も増えてきましたし、それ以外の医療従事者には男性もいます。
なので、「女性ばかりの職場だから出会いがない」とは言い切れないようにも思えますが、実際に職場恋愛をしている人は1割以下だそうですよ。
医師や検査技師、同僚の男性看護師と恋仲になる人は極少数派。
何故かというと、別れた時の気まずさや女性社会特有の妬み嫉みを敬遠して、職場恋愛は考えたくないという人がほとんどなんです!
心当たりありませんか?
■恋愛に割ける時間的余裕がない。
「仕事が忙しくて出会いがない」という理由です。
看護師の仕事は本当に忙しい!
夜勤ありのシフト勤務で将来の恋人候補が寝てる間にも仕事をせにゃならんのです。
次から次へと仕事は増えるし、覚えることも雪だるま式に増えていく。
業務時間外の勉強や資料作成、研修や勉強会への参加。
どこに出会える時間があるの?ってこっちが聞きたいくらいですよ。
「出会いがない」って嘆きたくもなるのも当然だと思います。
■恋愛に割ける精神的余裕がない。
「恋愛とかめんどくさいから出会いがない」という理由です。
分かります!
病院内の人間関係だけでもめんどくさいのに、そこに彼氏とか考えるのもめんどくさいってすごく分かります!
なんやかんや言っても結局コレが一番大きいんですよ!
「彼氏欲しいなー」って本気で言ってる人は行動してるし実際彼氏作ってますよ!
「彼氏(とかめんどくさいけど独りでいるのも寂しいし出来れば)欲しいなー」って人はたいていコレ!
気持ちがもう「彼氏いなくても困らない」なので「出会いがない」のも当然なんです。
実際私の周りにも「お酒があればそれでいい」って人多いです。
お酒はめんどくさいこと言いませんからね!
看護師が恋人や旦那と出会ったきっかけ
看護師の「出会いがない理由」に共感できるものはありましたか?
そんな出会いがない看護師の中にも、パートナーを見つけて楽しくやってる人たちがいます。
彼女たちは病院以外のどんなところで出会いを見つけたんでしょうか?
共通して言えることは「自分から行動すれば出会いは結構ある!」ってことです。
それぞれのメリットとデメリットも併せて紹介しますね。
■友人の紹介
○メリット
- 事前に人柄や性格や趣味嗜好を知ることが出来る。
- 普段接点のない人と出会える。
✕デメリット
- うまくってもいかなくてもその後の友達関係で気を遣う。
- 紹介者の事前情報とお会いした時の印象が激しく食い違うことがある。
■合コン
○メリット
- 同席するメンバーのサポートが得られる。
- 看護師というだけで盛り上がる。
✕デメリット
- 基本チーム戦。抜け駆けNG。先に恋人が出来た場合は他のメンバーのフォロー必須。即席のチームでは良い結果が出せないことが多い。最悪補充メンバーにすべて持って行かれることもある。
- 看護師というだけで盛り上がるだけ。
■趣味
○メリット
- コミュニケーションが取りやすい。好きなものが同じだと話が弾む。安心感。
- 好きなものが1つ同じだといろんなことで共通点が生まれることがある。
✕デメリット
- 好きなものに対する微妙な食い違いにヤキモキする。
- シフトが邪魔して二回目以降の展開が遅くなる。
■ネット
○メリット
- 休憩時間などの少しの空き時間を使って気軽に出会いを探せる。お手軽。
- ネット上では優しい人が多い。
- 合わないと感じたら連絡を断てばいい。ドライな関係。
✕デメリット
- 素性を誤魔化した人が多く存在するのも事実。気に入られようとしてウソをついている人は多い。
- 優しいのは最初だけで性格に難のある人も多い。優しさは自分の甘えを見逃して欲しいことの裏返し。
■同窓会
○メリット
- ドラマチック!ロマンチック!
✕デメリット
- 出会いを期待して同窓会に行くと現実に打ちのめされることもある。期待ダメゼッタイ。そんなレアケース滅多にない。
出会うための準備
出会おうと思えば、看護師にも意外と出会えるきっかけがあるんです。
でも実際問題、出会いの場所が分かっても身体と心がついてこなければどうにもなりません。
次は「出会うための準備」です。
彼氏が欲しい看護師は以下の二つを準備して出会いに臨みましょう!
■時間の準備
出会いの場が見つかっても、時間がなくては話になりません。
だからといって仕事を疎かにしてしまっては本末転倒です。
暗黙の了解で「彼氏がいる看護師=仕事が卒なくこなせる看護師」という公式は存在します。
こういうのが女の職場のめんどくさいところなんですけど。
もし仮にあなたの職場に、彼氏がいるけど仕事が出来ない看護師がいたら、
「まずは仕事ちゃんとしなさいよ!」
って思ったりしませんか?!
分かってます。
僻みじゃないこと分かってますよ。
私の場合は結構僻み入ってましたけど!
逆の考え方も出来ますね。
仕事がある程度出来るようになると、時間に余裕が出来始めます。
そうすると、ようやく恋愛する気持ちの余裕にもつながってくる気もするんです。
仕事が忙しくて出会いがないと感じてる方は、まずは仕事を頑張ってみるのが良いかもしれません。
ただ、一生懸命頑張っているけれど、それでも忙しすぎてプライベートがまったくないという方もいると思います。
そういった方は、転職を視野に入れる事も考えてみてください。
人生仕事とお酒ばっかりじゃないよ!
■気持ちの準備
恋人が欲しいという気持ちがなければ出会いに臨んでも無意味です。
ただ、あまりガツガツし過ぎても引かれます。
私の周りでは、恋人を探すというよりは、新しい友達を探すくらいの気持ちで成功している人が多いです。
時間の準備の部分でも触れましたが、仕事を頑張った結果、時間に余裕が出来て、それにともなって気持ちにも余裕が出来て、恋愛に前向きになるという流れが少なからずあります。
そんなわけなので、「まずは仕事を頑張りましょう」とまとめたいところですが、実はこれには一つ落とし穴があるんです。
それは、仕事を頑張りすぎちゃった結果、「男とか必要ない」って域に達してしまうこと。
仕事を頑張りすぎちゃった看護師には、
- 仕事が出来るため一般男性と比較しても遜色ない収入
- 女社会を生き抜いてきた男勝りの姐御肌
- 良く言えばハッキリした悪く言えばキツイ性格
といった特徴が見られます。
仕事が出来るようになって、男の必要性を感じなくなってしまったタイプですね。
私はこれに近かった気がします。
さらに付け加えるなら、仕事一筋で打ち込んできた看護師は総じて、
- 中身は乙女で恋愛経験が少ない
といった特徴もあります。
恋愛経験が少ないからすぐに悪い男に騙される!
ダメンズを養ってしまうのはこういう仕事が出来るタイプの看護師のみなさんです。
心当たりありませんか?
「男なんて暇つぶし」とか強がり言ってる看護師ほど中身はピュア!
男の要らない人生もまた1つの選択かもしれませんけど、自分とは違う別の価値観と向かい合うことは人生の彩りを鮮やかにしてくれると思いますよ?
出会うための注意
出会うための場所を知って、出会うための準備をしたあなた。
彼氏を作るという強い気持ちがあれば、目的を達成するのは時間の問題です。
そんなわけで、最後におばちゃんから自身の失敗も含めて「看護師が置かれている恋愛市場」についてアドバイスしてみたいと思います。
■「看護師」というブランドは「男性の幻想」で出来ている
恋愛において看護師というブランドは常に売り手市場です。
「看護師」という単語を出すだけで、その場の話題を独占出来るだけのワイルドカードです。
「看護師」というチームを作るだけで、合コン相手を選べる立場になれます。
ですがそれはすべてが男性の幻想が作り上げた砂上の楼閣です!蜃気楼です!
決してあなた自身の魅力だとか魔力だとかそういうものではありません!
たまに魔力使う同僚いますけどね。
合コンの席で「癒し系」「白衣の天使」ともてはやされて、自身の作り笑顔にゲッソリする家路を何度経験したか分かりません。
「癒やされたいの私だ!」という声にならない声を生中のジョッキをあおる事でしか表現出来ない合コンは、ハッキリ言って苦痛です!
男性が看護師に対して持っているイメージは、本来の看護師からかけ離れていることが多いです。
そのことを前もって認識しておきましょう。
「看護師」ブランドは恋愛市場において一流ですが、ブランド名だけで買い物しちゃう薄っぺらい男が釣れることが大半です。
ちゃんとあなた自身の品質を見極めてくれる男性を狙い撃ちしてください。
■素の自分を出し過ぎない
最初に言っておきます。
例外はいますが、仕事の出来る看護師って性格がキツめの人がホントに多い!
すいません。私がそうなだけです。
だから、看護師の仕事に対するイメージ「優しい」「笑顔」「癒し系」を求められて困る看護師って結構多いんじゃないでしょうか?
患者さんには仕事上そういう部分も見せてるけど、プライベートまでやってたら擦り切れちゃいますよ。
何重にも猫被っているのは正直疲れます。
これまでの経験上、最初は6割くらいからで、様子見ながらお互い知り合うに連れて素の自分を出していくのが無難かなというのが私の見解です。
あとから「え?看護師だったの?」ってくらいのギャップでもいいんじゃないですかね?
ちなみに、最初から素の自分全開でいって上手くいくパターンもないことはないです。
姐御好きの引っ張ってって欲しい男性って意外と多かったりします。
そうやってうまくいった同僚が何人かいるのは事実です。
私はダメでしたが。
ケースバイケースだとは思いますが、プライベートで「自分ではない誰か」を求められることほどめんどくさいことはないです。
■相手に求める最優先事項を決める
最初は何となく「彼氏欲しいな」から始めたのに、気が付いたら全然良い出会いに恵まれない。
むしろ片思いのつらい恋ばっかり続く。
気付いたら「彼氏作ることが目標」みたいになっちゃってたって看護師って意外といます。
そうなると極端な話「自分のことを必要としてくれれば誰でもいい」ってなっちゃって、ダメンズ養っちゃう痛い系女子になる可能性が高まります。
友人にも何人かいました。
え?私?もちろん痛い目見たことありますよ。
出会いってご縁ですからね。
恋愛しようと思ったら、多かれ少なかれ紆余曲折やら痛みやら悩みやらあります。
けど、いつかきっとと思って真面目に生きてれば必ず会えますよ。
なんというか、その時の自分に「ちょうどいい人」に。
酸いも甘いも噛み分けたおばちゃんが実感したのは「高望みせず譲歩し過ぎないこと」です。
高望みも譲歩も「自分とかけ離れ過ぎたものを求めること」と言い換えることが出来ると思います。
「年収1000万のイケメン医師」としか結婚しないって言いながら、結局「真面目で優しいだけが取り柄の年上の旦那様」に甘やかされている同僚います。
先程書いたみたいな「自分を必要としてくれれば誰でもいい」っていうのも、譲歩しすぎです。
完全にダメンズのカモですからね?
みんな高すぎたり低すぎたり、自分からかけ離れたものを求めるから失敗するんです。
年収や肩書きにこだわるにしろ、顔や体型にこだわるにしろ、性格や人柄にこだわるにしろ、何にしても「ちょうどいい人」がいます。
出来れば、普段どれだけバカにしてても「人として尊敬出来る」と感じられるものを一つでも持っている人。
その出会いが、先に繋がる出会いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
看護師の出会いのなさは切実です。
ですが、それは一生懸命仕事に打ち込んでいることの裏返しなんです。
出会いの機会は探せばいくらでもあります。
ですから、新しい出会いに向ける「気持ち」と「時間」を作ることで、あなたにもきっとステキな出会いが見つかるはずです!
彼氏を作って公私共に充実した看護師ライフを満喫しましょう!