療養期の病院へ転職したい看護師の皆さんこんにちは！
転職を考える際、「療養期」の病院って一度は心によぎりますよね？
でも一般病棟と何が違うんだろう？
実際聞かれたら上手く答えられないですよね？
そんな疑問を解消すべくこの記事をつくりました！
転職の際の参考にしてみてください。
療養期の病院ってどんなところ？
療養期とは病状は比較的安定しているが、まだ医療処置が必要な患者さんが入院する病院です。
積極的な治療が必要ない為、必要とされる看護師の人数は少ない傾向にあります。
療養期の病院は二種類あります。
医療保険で運営されている「医療療養型病床」と、
介護保険で運営されている「介護療養型病床」です。
どんな仕事内容ですか？
療養期の看護師は、患者さんが安全に生活できるよう、介護職の人たちとチーム医療を行います。
主な仕事は、病状の観察、急変時の対応、合併症・感染症の予防などです。
また、患者さんのリハビリテーションも重要になってきます。
そして患者さんの中には認知症の方も多いため、そばにいて安心感を与えることも必要です。
療養期の病院で身につくスキルは何？
一番は成長するのはコミュニケーション能力ですかね！
寝たきりや認知症の患者さんが多いので、看護師は表情から患者さんの意志を読みとります。
そういった経験を積んでいく中で、次第とコミュニケーション能力は磨かれていきます。
また、おむつ交換や体位変換などの介助の業務も多いため、介護スキルも上達します！
療養期の病院で働くメリット・デメリットはありますか？
メリット
・患者さん一人ひとりに合わせた看護ができる
・残業が少ないのでプライベートを大切にできる
・介護スキルが身につく
デメリット
・看護業務より介護業務の方が多い
・意思疎通がとりづらい患者さんが多い
やりがいはありますか？
もちろんです！
看護師は患者さんの日々の変化を観察します。
患者さんの意向通りの看護ができたり、病状がよくなった時は他の科にはない充実感とやりがいを感じれますよ！
給料は高い？安い？
療養期の病院の給料は、急性期病棟に比べると少なく、約２３万～２５万円です。
その理由としては、病院の収益が少ないからといえます。
しかし、急性期病院や回復期リハビリテーション病棟なども併設している総合病院は、専門病院より給料が高めになっています。
給料アップを狙うならどうしたらいいですか？
給料を上げるならば、療養期の病院で役に立つ資格を取得をしましょう！
具体的には「摂食・嚥下障害看護認定看護師」や「皮膚・排泄ケア認定看護師」などがあります。
最近は看護師のキャリアアップ支援制度が充実している病院も増えています。
資格を身に着け自身のキャリアアップを目指しましょう！
夜勤は多い？
療養期の夜勤は一般科とあまり変わりません。
月に４回程度ですかね。
看護師１人、看護助手２人の３人体制の病院が多いです。
一般科と違って、夜間のオムツ交換や体位変換など体力的な仕事が多く、巡回が1時間以上かかる場合もあります。
ただ、患者さんの病状は落ち着いているので、基本的にはそれほど業務に追われることは少ないでしょう。
残業は多い？
療養期の残業は比較的少なめです。
理由としては患者さんの病状が安定していて、急変が少なく、急患もないからです。
ただ、重度の要介護認定の患者さんが多い病院では、トラブルも多く、残業になることもあります。
どんな看護師が向いている？
療養期に向いている看護師はコミュニケーションを取ることが好きな人や根気強く、気長で前向きな人です！
療養期は残業が少なく、雰囲気もゆったりしているので、家庭をもっていたり、子育て中のママさんナースからも人気です。
仕事とプライベートの両立を目指したい看護師さんにはおすすめの職場です。
転職時の志望動機はどう伝えればよい？
志望動機は自身の素直な気持ちを伝えるのが一番です。
ですが、あえて言うならその中でも療養期を選んだ気持ち、熱意が伝わるとよいでしょう。
「患者さん一人ひとりに寄り添った看護がしたい」、「介護の仕事にも興味がある」などと伝えると印象は良いです。
条件が良い職場を見つけるポイントは何？
最近は療養型病院が増えているので、転職の際の選択肢も多くなっています。
勤務条件、仕事内容、給料などは事前に情報収集が必要です。
とはいえ自身で収集できる情報には限りがあります。
そんなあなたには転職支援サイトの利用がおすすめです！
転職支援サイトは情報収集はもちろん、病院見学の日程調整もしてくれるので、事前に病院の雰囲気を知ることが出来ます。
これは本当に大きなメリットですよね。
療養型病院は、患者さんと密にお付き合いするのでその分やりがいも強く感じることができます。
これは一般科の病院にはない強い魅力です。
あなたにぴったりの病院が見つかりますように！
